Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
真辺 健太郎; 松本 雅紀*
no journal, ,
東京電力福島第一原子力発電所事故後、高い比放射能を持つ不溶性セシウム粒子が発見された。この粒子を吸入した場合、粒子内の放射性セシウムが血液等にほとんど溶出せず、粒子状のまま体内を移動すると予想される。この場合、この粒子による被ばく線量は、粒子の確率論的な体内移行経路に依存して変化する。既存の内部被ばく線量評価法では、こうした経路依存の被ばく線量評価を想定していない。そこで、われわれは、当該粒子による内部被ばく線量を評価するため確率論的体内動態解析法を開発し、被ばく線量の確率密度分布の導出を可能とした。本発表では、不溶性粒子による被ばくの特徴や開発した線量評価法を解説するとともに、現在取り組んでいる課題について報告する。